今回もやっぱり日付をまたぎました……。
こんばんは。月世界担当の文章担当Wこと和音です。
といっても近頃はツイッターとこのブログくらいしか文章を書いていないので、だいぶ文章力がピンチの状態です。
デザインフェスタまであと5日、もう出展予定の皆さまは設営の準備など整っていらっしゃる頃でしょうか?
我々はまだ買いだしとかをしている途中であります……ピンチ!
そんなピンチはさておき、本日のカード紹介は「狩人」です!
ここぞというときまで正体は秘密……場合によっては英雄になれるおいしい役職!というイメージがあります。
いつものように↓のつづきからどうぞ!
「狩人」
夜の間に、生き残っている村人の中から一人を選び、その夜、その人が狼から襲われたとしても、その人を守ることができます。
ただし、自分を守ることはできません。
寡黙な職人気質といった趣ですね。
「狐」とはちょっと相性が悪いかも……?
さて。またも雑談をします。
やっぱり長ったらしくなりました。
今回は、昨日もちょっと予告した「『トガの狼』のコンセプト」についてお話します。
まず、前提をぶち壊すようですが実は「人狼」をプレイするのに『トガの狼』は必要ありません。
……と言ってしまうと本当に身も蓋もないのですが、実際にただ「人狼」を遊ぶだけであれば、
必要なのは「人数」と「くじになるもの」、
それからせいぜい「ルールを把握しているゲームマスター」くらいです。
にも関わらず今までにたくさんの人狼関連カードが発売されているのは、
そんな「人狼」を少しでもプレイしやすくすること、
それから新しい役職、ルールを追加してプレイの幅を広げることを主な目的としてのことだと思います。
となると「ゲーム」としての「人狼」というのは、もう出尽くしているのではないか……?
ということを思ってしまうくらい、既に発売されている人狼のカードはとてもよくできているものばかりです。
私も「the village」ほしいです。
ゲームマーケットでお隣のブース[520]だそうです!
さて、そんな状況でまた新たに人狼のカードを出すなら、
重視すべきはもしかして人狼の「ゲーム」としてではない。
「物語」の魅力なのではないか……!?
それが『トガの狼』の出発点でした。
『トガの狼』は、人狼として特に目新しい要素は入れていません。
遊び方はいたって普通、そして役職も基本の最低限のものに、
一つだけオリジナルの「犬」を追加しただけの非常にシンプルなものです。
逆にそのシンプルさで、初めて人狼をプレイする人にもとっつきやすいといいな!
ということも少し目論んではいますが、それはまた別の話。
「人狼」は確かに面白いゲームです。
でも、その面白さはルール、ゲーム性だけに由来するものではない。
例えば
「誰もが疑わしく見える中、ただ一人自分が信じた占い師を守って死んでいく狩人」
とか、なんだか胸が躍りそうな物語が生まれることが
「人狼」の面白さのかなり大きな要因でなないかと私たちは考えました。
そしてそんな「人狼」の物語に、少しでも入り込みやすいような絵柄を追及した結果が『トガの狼』です!
「人狼」をプレイしていると見えてくる、各役職に対するイメージ……
もちろんプレイする人の数だけ物語が生まれる「人狼」ですから当然イメージは一つだけではありませんが、
その最小公倍数をなんとか探り、一枚一枚のカードの絵柄や文章を考えてきたつもりです。
「人狼」はプレイヤー一人ひとりがキャラクターとなって物語を作っていくゲームです。
ならば、少しでもそのキャラクターをイメージしやすく、物語に入り込みやすくすること、
それを『トガの狼』は一番に考えました。
ですから、ゲームだけの面白さという点であれば『トガの狼』は、
おそらく他の人狼カードに数枚劣ってしまうかもしれません。
しかし「人狼」を楽しむということに関しては、どの先行作品にも負けないという気持ちで制作しています!
改めて、この『トガの狼』をどうぞよろしくお願いいたします。
明日は「霊媒師」を紹介致します!
物語の詳細についても話し、たいなあ……。
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