大変だデザインフェスタまであと24時間ない!
というわけで前日で大慌てしている、人狼ではGM担当Wこと和音です。
Wで始まる好きな言葉はWi-Fiです。
本日最終作業ということで、箱詰めなどの作業を行ってまいりました!
200部カード確認して詰めるのはなかなかつらくたのしい時間でした。
不備とかないといいな……ではなくあったら一大事ですので、一応確認しながらやったので大丈夫と信じつつ、もしなにか問題などあればgessekaitsushin@gmailもしくはホームページのメールフォームよりご連絡お願いいたします……。
では気を取り直して本日もカード紹介です!
今日は「梟」。
初耳の方がほとんどかと思います。
さてその気になる内容はというと……つづきからどうぞ!
「梟」
村人と狼の立会人として、その勝負の結末を見届ける者。
夜、狼や力を持つ村人たちと問答をして彼らに情報を与えたり、
問答の結果を受けて朝、死体となったものの名を告げる。
時間の管理など、試合の進行を司る役割。
この紹介文を見ておわかりになりますでしょうか。
そう、「梟」とはGM、ゲームマスター用のカードです!
これは人狼をすると基本的にゲームマスター担当にされる私が一人だけくじやカードを引く機会がなくしょんぼりしていたところを見かねたジャート氏が作ってくれた……という事実があるかどうかは不明ですが、多分物語的に盛り上がるとかそういった理由で作られたものと思われます。
意地の悪そうな眼鏡が特徴ですね。
せっかくなので今回はついに『トガの狼』の物語を紹介いたします。
その呪いは、梟の声と共に訪れた……。
「この村に恐ろしい呪いが降りかかった」
「太古の昔、人間が狼から奪った『牙』」
「それは『呪い』にかたちを変え、いま
再び人間の血を求めている。」
「呪いを受けた者は夜の間だけ狼に姿を
変え、君たち村人に襲いかかるだろう」
「このまま何もしなければ、君たちは皆
狼に食い殺されるのを待つだけだ。」
「だが村人諸君、恐れることはない」
「疑わしき者を探し出し、君たちの手で
処刑すればいい」
「狼が牙を剥く、その前に」
こんな感じのことが製品版のパッケージに書いてあります。
「梟」はストーリーテラーとしての役割を担ってくれました。
この『トガの狼』の物語で、従来の「人狼」と大きく違う点は
「人狼は人間に化けて村へ忍び込んだのではなく、村人の誰かが呪いによって狼に変身した姿」
というところでしょう。
「呪い」とは……?
それは太古の昔、力を持たない人間が身を守るために狼と交わした契約……。
すなわち、狼としての野生の「牙」を捨て、「犬」として常に人間と共に歩んでほしい、というもの。
梟の立会のもと、その願いを聞き入れた狼と人間は、友としての関係を築いてきました。
しかし、狼が捨て去った「牙」は消えることなく呪いに姿を変え、そして今度は人間の身を借りて、再び血を求めはじめたのです……!
これが『トガの狼』の呪いの物語。
こうして人と狼の戦いは始まります。
そしてもう一つ、『トガの狼』の大事な裏設定があります。
それは「なぜ狼は、村人を狼と同数まで減らせば勝ちとなるのか?」という問題に対する、私達なりの答えです。
『トガの狼』では、「呪い」を受けた者が夜の間だけ凶暴な「狼」へと姿を変え、村人に襲いかかります。
そんな呪いを受けてしまった彼らが救われる、唯一の方法。
それは「呪い」を他者へ移すこと。
呪われた自分たちと同じだけの人数に、同じ呪いを移すことによってのみ「トガの呪い」を受けた者たちは解放されるのです。
そしてまた、”咎”は受け継がれていく……。
ちょっとだけこわい、裏設定でした。
ちなみにこういう設定は全部そういうもの担当のジャート氏が作っているんですが、彼は言葉が足らないのでしょっちゅう新しい設定を出してきてはツッコミ担当の私と「聞いてないよ!」「聞かれなかったから……」という救えない会話が繰り返されるため、突然変更されたりということは多々あるかもしれません。
あと「トガ」というのはなにも「咎」だけでは、ないはずですので、「トガ」ってなんなんだろう?と気になった方は考えてみてくださいね。思いついたものが、きっと答えです。
では明日会場にてお会いしましょう!
ついでに明日は「犬」を紹介いたします!
ゆるふわな忠犬わんわんをお楽しみに!
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